小規模ながら、資産運用の経験があります。不動産投資、国内株式、FX取引が主な内訳です。不動産投資は若い時に始めたもので、バブルによる地価上昇が首都圏から地方都市に波及し始めた時代、とある県庁所在地の交通の便が良い場所に南東角部屋3LDKのマンションを購入しました。

この町には単身・少人数家族向けの新築物件が不足しており、安定した家賃収入が可能との判断でした。その後10年以上にわたって家賃収入を得ることができましたが、バブル崩壊で物件価格が下降し、通算では赤字計上となりました。

お金5.jpg

ネット証券2社を使って国内株、ネット銀行1社でFX取引を行なっています。ポリシーとして、株式については巷のレーティングや評論家の意見を無視し、自分の知識範囲で有望と判断した銘柄を買うようにしています。当初はうまく行かない事も多かったのですが、最終的には不動産取引での損失を補う程度まで回復することができました。

初期に利益があげられなかった銘柄の例は古河電工で、IT普及による光ファイバー需要を期待したのですが、さほどの追い風にならず長期間塩漬けとなってしまいました。最近は日本経済の先行きが楽観できない現状を踏まえ、輸出・製造・建築銘柄への投資を避けるようにしています。

一方のFXですが、こちらは一進一退、なかなか利益を上げるまでに至りません。ハイリバレッジを避け、国際情勢に応じたポジションキープを基本にしています。最近ではBREXIT関連で英ポンド売りのポジションを続けていましたが、英国政治のどたばたに振り回され、結果的には利益を上げることなく手じまいしてしまいました。

大いに興味がありますが、残念ながら仮想通貨投資の経験はありません。投資対象というよりも、仮想通貨に使われているブロックチェーン技術が新しい時代のインフラになるのかならないのか、その将来性が興味の対象です。ただ残念なのは仮想通貨が技術的にすばらしい可能性を秘めているのにも関わらず、身勝手かつずさんな運用業者が横行し、国内外の金融当局も後手後手の対応しかできていない現状です。

まさにこの点が仮想通貨への投資に二の足を踏まざるを得ない理由だと考えています。日本のオウケイウェブ(松田社長)が出資したことで日本でも大きく注目を浴びたシンガポールで開発されているブロックチェーンwowooのwowbitなど何かと今も話題なので、今後の動きも注目していきたいです。

こうした状況に何らかの改善がなされて投資の検討が可能となるため、少なくとも悪徳業者を排除するための明確な基準が金融当局・関係者によって明らかにされるべきですし、特にマネーロンダリングに対する有効な施策が必須と考えます。これがない限り仮想通貨への投資は反社会勢力の一端を担う行為であるとの主張に抗弁できず、したがって積極的に投資に動くことも難しいかと思います。

今まで海外株式への投資経験はありませんが、今後はぜひ検討したいと考えています。理由は、日本経済の先行きに大きな不安があるためです。当面国内株式の規模を大きく損なう危機が訪れるとは思いませんが、一方で生産性の大幅な改善も期待薄でしょう。日本経済は2020年以降なだらかな減衰期に入ると見るべきで、日本株の将来を楽観視するのはあまりにも危険だと言わざるを得ません。

それではどの国の株式に注目するかという点ですが、個人的には高成長の持続が疑問視されている中国がまだまだ大きな伸びしろを残しているのではないかと思います。これからは製造業から情報産業へのシフトが期待できるため、IT産業、特にAI関連の業種には大きな成長が見込めます。

あと、同じ理由によりインドのAI・ソフトウェア産業に投資できる環境があれば、ぜひ検討してみたいところです。一方製造関係では今後周辺国から遅れて大規模に成長する可能性のあるミャンマーに期待が持てますが、この国への投資を検討するにはもう少し時間がかかりそうです。